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2014年2月13日 (木)

友禅染めで描くおひなさま・後編

前回のブログはこちら↓ ↓
「友禅染めで描くおひなさま・前編」
http://oldrabbit.blog.bbiq.jp/blog/2014/02/post-bc0a.html


それから、手描きで染料を友禅(彩色)していきます。

Img_0001_9

色挿しができたら、蒸気で1時間ほど蒸して、生地に染料を定着させます。
「ふぅ~、ここまでできました」。


時々「糸目友禅染めと本友禅染めは何が違うのですか?」
と質問を受けるのですが、2つとも同じものなんです。
名前が違うと、違うもののように聞こえますよね。


さぁ、台座の部分にプレゼント先の家紋である「丸に下がり藤」を入れて
顔料で細やかな部分を描き込みします。
さらに、檜扇や冠に金箔を貼れば、友禅雛の完成です。

Img_0008_2

 

Img_0003_4 

ご成長されてからも、末永く飾っていただけますように~。
壁がけなので、置く場所も選ばずに壁に掛けていただけます。

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お着物を着る機会が減り、
ご自分の家の家紋を知っている若い方が少なくなっています。


家紋のデザインはどのお宅にもある素晴らしい日本の伝統文化なので、
各ご家庭の家紋もこの機会に調べていただけると嬉しいです。


どうぞ、次の世代に家紋も引き継いでくださいね。

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2014年2月12日 (水)

友禅染めで描くおひなさま・前編

__2 太宰府のゆるキャラ・千梅ちゃんとわたしたち夫婦です。

こんにちは。
福岡県は太宰府で「蛇の目うさぎ」という店をしている
斉藤 風子です。
わたしは友禅染職人なので、染めものや雑貨などを
店で販売しています。


先日、姪孫さんに女の子が生まれたという女性の方から
ご注文いただきました。
友禅染めで描く、おひなさまです。


話を聞いてみると、姪孫さんのご自宅の新築祝いを兼ねた贈りものだそうで
新しいおうちに更に福が訪れます様に想いを込めて
制作させていただきました↓ ↓

Img_0001_7

左上の「蒼椛さん」というのは、ご誕生された女の子のお名前。
姫が健やかにご成長されることを願って、
お名前を入れさせていただきました。


さて、今日はこの額の制作過程をご紹介しようと思います。

Img_0001_2

まず、生地にピンクのぼかし染めを施してから、筒描きで
金と墨色で糸目を引きます。


「筒描き」って何だかわかりますか?
文字通り、筒に金や墨など布用の顔料を入れて、色を絞り出しながら
布の上に置くことです。


生地に染料をそのまま描くと、滲んでしまうので下絵の輪郭線を
この糸目で囲んでいきます。
この縁取りが糸の目のように細いことから「糸目を引く」という言葉に
なりました。


「糸目友禅染」とは着物の場合、糸目糊を引き、染料を防染することを
江戸時代に宮崎友禅斎という人が考えた技法なのです。

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