2012年5月13日 (日)

教室ー鳳凰のタペストリー3

忙しくてなかなか教室風景をUPしていませんでしたがcoldsweats01sweat01

生徒さんが休まずに毎週来てくれているので、友禅が着々と進んでいますscissors

Img_3608

Img_3610

糸目糊が引き終わったら、糸目地入れです。

薄いふのり液を生地に刷毛で引いて、糸目糊を生地にしっかり定着させます。

これをするこる事により色挿しし易くなります。

Img_3671

先ずは二重になっている図案のところから色挿しをしていきます。

Img_3884

次に羽の色挿し、染料の色作りは難しいので、教室では私が色を作って生徒に渡しています。

色挿しもあと2週は掛かると思いますが、

友禅が完成して、地色を選ぶのもワクワクしますよ heart04

友禅(色挿し)が終わったら又UPしますね~

2012年5月11日 (金)

「禅の世界を味わう」その2

「歩かんね太宰府」私達の企画コースの2回目が行なわれました。

Img_3805

今回は女性の参加者が多くガイドにも自然と熱が入る島松さん

Img_3816 冨永朝堂先生のアトリエ

Img_3842 いよいよ戒壇院で座禅体験

Img_3833 足のしびれを直すのにいつもはお堂の中を

歩きますが、初めて修行僧のようにお外を歩きました 。

Img_3841 もう一度しばし無私の世界、深い呼吸へと・・・

Img_3828 その頃私達スッタフは

照紀様の作られたごま豆腐と飛竜頭(ひりゅうず)とふきの炊き合わせ

を朱の器に盛り付けlovely 

気持ちを込めて作ってくださっているので、お味もとっても美味~delicious

Img_3851

座禅の後はお庭で作務(草刈)をしていただきました。きれいになって気持ちいい

お腹も空いて~さあsign03 おまたせ食事の時間ですよ~riceball

Img_3843

ご飯とお汁はその場で盛るのだそうで、教えていただいたにわか作法でお給仕です

Img_3861 食事の前にもお経をあげます

Img_3869

お給仕する側も、お客様も修行僧の作法にしたがって盛って行きます

貴重な体験 eye お給仕も緊張するけど楽しい~~heart02

Img_3846

都府楼焼き山本さんの作った赤米だんごに新緑のもみじを添えて、

最後はお抹茶を頂きながらリラックスして照紀さまのお話を伺います。

Img_3883_2

率直で優しく男前sign01照紀さまの人柄に大ファンになった方もいらっしゃいましたheart04

皆さんに楽しんでいただけたようです。

ご協力いただきました皆様に感謝いたします confident

2012年4月28日 (土)

端午の節句ー兜の染額

いよいよ5月5日「端午の節句」が近くなってきました。

別名を「菖蒲の節句」とも云い、強い香気で厄払いする為に軒先に吊るしたり、

菖蒲湯に入って無病息災を願います。

菖蒲を尚武(武士を尊ぶ)にかけて勇ましい男子の誕生と健やかな成長を祝う節句です。

武士の時代と違い果たして現代の男子はどうなんでしょうか?

それでも生まれてきた男子に健やかに成長して欲しいと願う親心ですよね。

ちなみに、柏餅を食べる習慣も新しい芽が出るまで古い葉を落とさない事から、

家が途絶えない縁起物として柏餅をたべる習慣になったとかdelicious

さて、こちらは兜の友禅染額のご注文品です。

Img_3544

袋帯の地に金線で糸目を引き友禅(色挿し)

Img_3650

家紋を入れます。五三の桐と田村立引き、五三の桐は細かいのでなかなか大変sweat01

Img_3652

箔用の糊を置き、金箔を貼っていきます。箔は非常に薄いので

息をするのも、そぉ~っとsweat01

Img_3654

糊が完全に乾いてから、余分な箔を落とします。

細かな部分にも仕上げの描き込みをして友禅の出来上がり。

Img_3664

Img_3665

健やかな御成長を願いお名前を書かせていただきました。

描いている時は無心ですが、落款を入れる時に願いを込めますshineshine  

額に収め完成ですconfident

2012年4月20日 (金)

思い出の帯を額装

思い出深い、袋帯をインテリアに活かすお手伝いをさせていただきました。

亡くなられたおじい様が孫の為に用意してくれた成人式の袋帯、

お母様にとっても娘さんを育てた時の数え切れない思い出と

成人した喜びの詰まった帯です。

箪笥のこやしにして置くのはもったいないし、処分してしまうのは忍びない。

そこで額装を頼まれ、残り布は玄関に掛けるタペストリーにする事にしました。

Img_3400

掛ける空間や雰囲気を打ち合わせて、横長に飾りたいとのご希望。

大きさや色目を決め、特注で額を作りマットとのバランスをみます。

きれいに額装されてこの帯が活かされました。

Img_3540

おまけに手の部分が残ったので花瓶敷などに利用していただけるように作りました。

Img_3541

みなさまもきのもや帯を箪笥に眠らせたままにしないで、

どうぞ活用されるとこをお勧めいたします confident

2012年4月15日 (日)

節句の兜タペストリー

今年は昨年、一昨年に兜のタペストリーや額をご注文された方に、

次男さんが生まれて又ご注文いただくケースが多いです。

それだけ喜んでいただけていると感じて嬉しいですね heart04

同じサイズで少しデザインの違うものが欲しいとご希望です。

Img_3399

Img_3397

ご長男は太門、ご次男は史門、ご兄弟共ステキなお名前ですね。

Dscn1496

こちらが昨年作らせていただいたものです。

地色のぼかしと兜の配色も変えました。

健やかに成長されることを願って、

来年は3人目様にまた違うデザインを考えておかなくちゃ~ですcoldsweats01

2012年4月12日 (木)

歩かんね太宰府ー禅の世界を味わう

戒壇院さんの庫裏を使わせていただくのは今回で10回目になります。

お二人キャンセルが入ると又お二人参加申し込みが入る。

またお二人キャンセルされるとまた申し込みが・・・

この様な有難いことを何回か繰り返し、

一昨日夜雨が上がったと思たのに・・・朝起きてみたら、どしゃ降りdown

これはだいぶ参加される方が少なくなると思いました。

ところが・・・

僅かな方だけで、申し込みされたほとんどの方々がどしゃ降りの中お集まりいただき、

なんと有難いことです。 

「雨だったので心置きなく休めました」「雨の太宰府もまた良し」confident

政庁の桜を楽しんでいただく予定でしたが、雨がひどくなったので急遽変更して

太宰府展示館に車とバスで移動していただきましたbuscar

Img_3347 太宰府展示館。

ガイドをお願いしている島松さんの説明を聞かれる参加者のみなさま

Img_3355

朝堂先生のアトリエ「吐月叢」では、今回朝堂先生と禅の関係についての

お話を聞かせていただきました。お話してくださるご子息の冨永さん自身も

博多のお寺で得度されていらっしゃいます。

Img_3352

Img_3357

いよいよ戒壇院へ、御本堂 で本格的座禅の体験に入ります。

照紀様から「雨が降れば雨の音を楽しみましょう」

あるがままを受け入れる「禅」の手ほどきを受け

座禅の作法を教えていただきそれから一時間の座禅を体験

Img_3372

Img_3370_2

ドイツから見えた精神科の先生も座禅をしたいと参加されました。

Img_3374

本堂の御本尊の前で座禅の体験を出来るところはあまりないと思います。

盧舎那仏のエネルギーを受けながら座禅を組めるのは戒壇院ならでは、

Img_3380

照紀さまの作られたごま豆腐と厚揚げの煮物、朱色の器に盛られて綺麗、

Img_3391

精進を頂く前後にお経をあげます。

精進のお運びの作法も私達スタッフも教えていただき、

参加者も作法にのっとって精進を頂きます。

スッタフもお客様も初めて同士なので、なかなか呼吸の合わない所もありましたが、

スタッフも貴重な体験をさせていただきました。

精進が終わってから、私達のおもてなしの気持ちで用意した

お抹茶と赤米だんごを召し上がって頂きながら、

リラックスしたなかで法話を聴かせていただき、

参加者から「上から目線ではなく御自分のご意見として、同等の目線で

お話していただいたのが良かったです」と感想をいただきました。

今日も参加者の方々から「本当に良かったです」と

メールやお電話を頂戴いたしました。

みなさま、戒壇院さま、ご縁を頂きありがとうございました confident

2012年4月10日 (火)

教室ー鳳凰のタペストリー2

今日は前回描いた鳳凰の下絵に沿って、糸目糊を引いていきます。

真糊(もちごめと糠で作られた糊)に亜鉛末を少し入れたものを

筒から絞り出して引いていきます。

生地に軽く押し付けながら、一定の太さを保ちつつ盛り上げるようにゆっくり

引いていくのがポイントです。

Img_3343

Img_3344

Img_3345

はじめのうちは集中して、言われたように綺麗に引いていきましたが、

だんだん疲れてくると gawk  集中力が途切れて糸目の線もそのようになっていきます coldsweats02

今日は半分のところまでにしましょう coldsweats01

みなさん一生懸命~heart04

おつかれさまでした confident

2012年4月 7日 (土)

古代米染め

太宰府で作っている古代米(黒米)を使い小風呂敷とハンカチを染めてみました。

植物染料で染める為には布の染め付きを良くする為の下準備が大切になります。

染色用の布でも、残ってる糊や不純物を完全に取り除く精錬作業、

染色用の糊抜き精錬剤を使い、

40分~1時間ほど生地を動かしながら煮て完全に糊を落とし、よく水洗します。

次に植物染料は染まり付きが悪い為、濃色に染めつく助剤を使い、

生地がたっぷり浸かる湯で布を動かしながらムラにならないように20分。

古代米は糠が採れると一番良いのですが、

今回は古代米そのものから染め液を抽出しました。

もみがらを沢山分けていただいたのですが、

もみがらだけでは中々濃い色は抽出できませんでしたweep

古代米に含まれるアントシアンを抽出し染め液を作ります

Img_3260 きれいなえんじ色です

Img_3262 以前紹介した要領で糊を置きます

Img_3265

糊をおいた布を染液に入れ30~40分動かしながら染めます。

このときは少し紫がかった赤い色なのですが・・・あら不思議lovely

Img_3268

空気に触れ、水洗するとやさしいグレイ色に変化

糊を落とし、良く水洗してから、

今度はに60度をたもち20分間退色止めをし、乾燥させアイロンで仕上げます。

Img_3270 

Img_3273

植物染料独特のやわらかい温かみのあるグレーに染まりましたconfident

通常、植物染料は媒染剤を使い色止めと色を変化させますが、

金属媒染はあまり使いたくないので、

今回は媒染剤は使わずに退色防止加工をしてみました。

これでどの位の堅牢度があるのかしばらく試験する必要があります。

太宰府で作っている古代米を使ってこれからも

試験染めをして行きたいと思っていますが、

きちんと植物染料と向き合うには、大変な労力と時間が必要です。

2012年4月 4日 (水)

友禅染め教室ー鳳凰のタペ

今回はガッツリした図案の「鳳凰のタペストリー」に挑戦します。

染め方は前回の風呂敷と同じなので、時間を掛ければ大丈夫~scissors

図案はジーンズに使ったものを土台にして、

羽も大きく、尾羽も増やして描き直しました。

完成した時の喜びを味わっていただく為に、

生徒さん達も気合を入れて頑張りましょう~up

「70歳の記念に頑張りますsign01」と力強いお言葉をいただきました。

Img_3182

描いた図案を下敷きにして生地に青花で下絵を写します。

「たいへ~ん」と言いながら、集中して下絵を描いていますheart02

Img_3180

手前は先日の講習会で染めたさくらぼかしの生地、

湯のし(生地巾を均一に揃え、皺をとる)が出来てきました。

Img_3185

生徒さんが半日掛かりで描きあげた下絵です。

次回は下絵の線に沿って糸目糊を引いて行きます。

糸目糊を引く時に下絵を修正しながら引いていきますup

どの様になるか次回をお楽しみに~~lovely

2012年3月31日 (土)

引き染め体験教室

絹の引き染めの講座を自宅で開きました。

染めはもちろん、張り手や伸子を始めて扱う方もいらして、

自分の見方と全く違う視点でみていたり、ユニークな質問があったりして、

ノートを執りながら、楽しくワイワイ~heart04

P1000538

人のやっているのを見るのはとても勉強になります。

自分の事はわからなくても、人のは冷静に見れるから~eye

まあ、なんでも一緒ですな coldsweats01

P1000542 帽子を作っている方は全く初めて素敵な水玉

P1000544 お孫さんの為に波の地紋に併せて波にぼかし

P1000546 こちらはきれいな桜ぼかし

思うように動いてくれない自分の手と仲良く,格闘?しながら

それぞれに楽しんでぼかしの引き染め講座は無事に終了

生徒の一人が今までの習った工程や私のブログから引っ張り出して

きれいに写真入りでノートにびっしり整理していてビックリしましたlovely

ここまでやってくれると先生も嬉しいですgood 

私は作業に集中してしまうので、つい写真を撮り忘れることが多いのですが、

これからはなるべく工程ごとに写真をきちんと撮ることも大切ですね。

講座では地入れと染めの練習しか出来ませんでしたが、

基本の工程は「染め地入れ→染め→蒸し→水洗→湯のし」

その後で、用途によっては柔軟加工、撥水加工、UV加工など

さまざまな加工を必要に応じて加えることも必要です。

ドライクリーニング店でしてくれるところもありますね。

ではまた次回をお楽しみにnote